ドローン事業

現在様々なシーンにおいてドローンの活躍場面は増えつつあります。
まずは動画・静止画の撮影を思い浮かべますが、撮影方法やツールによって活躍場面は多々あります。
今後もさまざまなテクノロジーと融合しながら、ドローンはさらに機能性を高め活躍の場を広げていくのではないでしょうか。

発展途上である空の産業へ、わが社も参入すべく令和2年4月から「ドローンサービス」を開始いたします。

ドローンで使用可能用途

  1. 横風に流されることなく、その場でホバリング飛行が出来る

    GPS付きのドローンで出来ることの代表例としては「ホバリング飛行」が挙げられます。
    空中では地上以上に風が吹いており、マニュアル操作では横風によってドローンが流されてしまう恐れがあります。
    しかしGPS付きドローンの場合、搭載されたGPSと自動姿勢制御システムが連動することで正しい姿勢を保持したままでホバリングが可能になり、たとえ風があってドローンが流されそうになっても、指示された位置にとどまることが出来るのです。
    また、ホバリング状態ではオペレーターが送信機から手を離しても、ドローンはほぼ一定の場所に留まるため安心です。
  2. あらかじめ設定したコースを自律飛行することが出来る

    「自律飛行」とは文字の通り、オペレーターが操縦をしなくてもドローンが自動で飛行する機能のことです。
    あらかじめ飛行するルートをドローンに設定しておくと、GPSで現在地を捕捉しながら目的地へと自動で向かってくれることがGPSによって可能になりました。
    この機能は農薬散布や測量、物流や警備において活躍の可能性が広がっています。
    そう遠くない将来、宅配便がトラックではなく、ドローンで運ばれてくる未来が来るかもしれません。
  3. 指定した場所へ自動帰還が可能

    GPSがあることで「自動帰還」が可能になります。
    ドローンを始めたばかりで操縦している中で、「遠くに飛ばしすぎてどこにいるのか分からなくなった」あるいは「どっちを向いて飛んでいるのか分からなくなった」ということが起こる可能性が十分にあります。
    そんな時に「リターントゥホーム」という自動帰還の機能を使うことで、ドローンが自分でオペレーターのすぐ近くまで戻ってきてくれます。
    これもGPSによってドローンが常に自分の現在地を把握することによって可能になっています。
    このようにGPSによって始めたばかりの方でも安全に安心してドローンを飛行させることが出来るようになります。
  4. 屋根や屋上の点検

    安易に上がる事の出来ない危険な個所をまずドローンにて撮影。
    足場設置による費用を抑え、人身災害のリスクを抑える事が出来ます。
  5. その他ドローンの活躍シーン

    • 災害時などの際、安易に人が到達することのできなかった場所へ行き、その場所の状況を撮影する事ができます。
    • 感染症が広がった地域でもドローンならば介入することができ、必要な物資や薬を運ぶことができます。
    • 広大な田んぼや畑の安全確保もドローンが活躍します。
      飛行している間に赤外線技術を使って、植物や食物が病気などに蝕まれていないかを判断することができます。

許可を得た上での安全な空撮

ドローンを飛ばすには、環境によって様々な許可の申請が必要になります。
許可を受けても航空法の規定どおりに安全を守り、遂行することが求められます。
弊社では飛行許可に関して大阪空港局より【日本全国における包括飛行許可】を取得しており、大抵の場所で飛行させることが可能です。

また、飛行操作にはJUIDA(一般社団法人UAS産業振興協議会)の認定を受けた実務経験の豊富な操縦士が、安全対策を守り飛行させますので、安心してご依頼ください。

日本全国包括飛行許可とは

ドローンを飛行させる場合、人口密集地や飛行場に近接している地域など、様々な所で細かく飛行禁止区域が存在します。通常、そのような飛行禁止区域でドローン飛行をさせる場合は、その都度、所轄の航空局に飛行申請を行い、許可を得たうえで飛ばすことがルールとなっています。
しかし、この許可を受けた場合は、その都度の飛行申請が不要となります。
『日本全国包括飛行許可』を取得するには、
飛行経験、実績等を提出し、審査を受け、認められた場合において取得できる許可となっております。

無人航空機操縦技能

無人航空機を安全に飛行させるための知識と操縦技能を有する者

無人航空機操縦技能証明書
無人航空機操縦技能証明書
無人航空機操縦技能証明書

無人航空機安全運航管理者

無人航空機の運航に関わる十分な安全と法律の知識を有し、飛行業務の安全を管理する者

無人航空機安全運行管理者証明書
無人航空機安全運行管理者証明書
無人航空機安全運行管理者証明書

無人航空機の飛行に関わる許可・承認書

無人航空機の飛行に係る許可・承認書

ドローンでの太陽光パネル点検

太陽光システムについて

太陽光発電システムは太陽や強風によるソーラーパネルの故障やコネクタの接続不良、経年劣化があり、天候や時間帯によって刻々と発電量が変動するものなので故障や劣化が存在していてもなかなか気づくことができません。
ソーラーパネルの故障や劣化を放置していると、発電効率を低下させたまま太陽光発電システムを運用する事になるので、
採算性を大きく損なってしまいます。
また、火災発生等により安全性の欠如や長期間安定的な発電が不可能と判断され、FIT認定ID取り消しも…

ドローンでの点検について

メガソーラーなどの大規模太陽光発電システムは、人力で点検を行うのは大変なうえ、時間やコストがかかる

矢印

  • ドローンによる点検では、上空から赤外線カメラで大量のソーラーパネルを短時間でチェックすることができる
  • ドローンによる点検では操縦者とサポートスタッフさえいればいいので、最低2人で作業可能
  • 上空から大量のパネルを一気に点検できるので所要時間も大幅に削減可能
  • 人員と作業時間を大きく削減
  • JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会)認定の操縦者で安心安全
  • PVマスター保守点検技術者(一般社団法人 太陽光発電協会)認定の点検者で太陽光発電システムの理解者

パネルの異常について

一般的な太陽光システムと名称

太陽光システムと名称
太陽電池アレイ 太陽光発電システムのすべて(パネルの架台や接続箱、パワコン、受変電設備)
(アレイの元々の意味は配置、配列である)
セル 基本15cmのシリコンPN接合の半導体
クラスタ セルを直列につないだモジュール内の一部
モジュール(パネル) 通常3つのクラスタを並列につないで1枚のパネルに形成したもの
バイパスダイオード クラスタごとに並列に設けるバイパス用のダイオード
ストリング モジュールを直列に配列したもの(ストリングは糸、ひもを意味する)
パワーコンディショナー 接続箱等から一つにまとめられた不安定な直流の発電出力を安定した交流電源に変換

【正常発電時】
簡単な構造と
発電時の電気の流れを表します。

正常発電時

【異常時】
セルが故障・日陰等により発電していない箇所では、抵抗となり異常発熱を引き起こします。
また、そのセルを含むクラスターには電流が流れず、バイパスダイオードに電流が迂回しますので、そのクラスターは売電できない事になります。
そしてバイパスダイオードも故障して電気がどちらも流れなくなると1ストリングが売電できなくなります。

異常時

損失額の目安

1枚当たりパネル発電量 250W/枚だとして…
1ヶ月の1枚当たりパネル発電量 100÷4=25kWh
売電価格が30円/kWだとすると 30×25=750円/月
矢印

参考数値

日本での1日当たりの発電量
2.5~3.8kWh/kW

日本での1ヶ月当たりの発電量
80~120kWh/kW

1クラスタ
(1セル故障)の売電量
750÷3=250円/月
1ストリング
(10マイだとして)売電量
750×10=7,500円/月
年度 売電価格
(1kWあたり)
全量買取
平成22年 48円
平成23年 42円
平成24年 42円 40円+税
平成25年 38円 36円+税
平成26年 37円 32円+税
平成27年 35円~33円 29円~27円+税
平成28年 33円~31円 24円+税
平成29年 30円~28円 21円+税
平成30年
(平成31年3月末まで)
28円~26円 18円+税
平成31年
(平成31年4月~翌3月末まで)
26円~24円 14円+税

大抵10kw未満の自家用
10年固定

10kw以上の産業用
20年固定

太陽光パネル点検事例

岡山県真庭市

点検事例・岡山県真庭市
点検事例・岡山県真庭市

山口県山陽小野田市

点検事例・山口県山陽小野田市
点検事例・山口県山陽小野田市

広島県個人宅

点検事例・広島県個人宅
点検事例・広島県個人宅

報告書例

報告書例1
報告書例2
報告書例3
報告書例4

使用機体

MATRICE 210RTK V2

SPEC

機体

最大風速
12m/s
保護等級
IP43
機体重量
4.69kg
ペイロード
1.45kg
動作範囲
4km
飛行時間
38分
SPEC・機体

カメラ

保護等級
IP44
可視光
4Kビジュアルセンサー搭載
赤外線
FLIR製
高度放射測定
サーマルセンサー
SPEC・カメラ

D-RTK2

GPS/GLONASS/BEIDOU/GALILEOの衛星信号に対応

ドローンへリアルタイムに補正データを送り、cmレベルの測位制度を実現

SPEC・D-RTK2

使用機体

MAVIC2 Zoom

SPEC

機体

最大風速
10m/s
最大速度
72km/h
機体重量
905g
動作範囲
5km
飛行時間
31分

全方位障害物検知

前方
0.5~20m
後方
0.5~16m
上方
0.1~8m
下方
0.5~11m
側面
0.5~10m
SPEC・機体

カメラ

センサー
1/2.3インチCMOS
有効画素数12MP
ISO感度
100~3200
静止画サイズ
4000×3000
動画解像度
4K :3840×2160
2.7k:2688×1512
FHD:1920×1080
最大ビデオレート
100Mbps
写真フォーマット
JPEG/DNG
動画フォーマット
MP4/MOV
SPEC・カメラ

太陽光パネル赤外線点検調査までの流れ

  1. STEP 1

    お問い合わせ

    まずはお気軽にお問い合わせ下さい
  2. STEP 2

    事前調査

    物件の詳細ヒアリングし必要であれば、現地の事前調査を行います
  3. STEP 3

    見積作成

    お見積りを作成し、ご注文を頂きます
  4. STEP 4

    調査

    ドローンによる調査を行います
  5. STEP 5

    報告書提出

    調査結果を報告書にてご提出致します
その他空撮等のご依頼、お気軽にご相談ください